熱い思いは絶対伝わる。
それは本当に何をやっていてもだと思う!
人間の表現力って本当に無限だと感じてしまうのは、人の表現によって自分の世界が変わる時だね。
今日は不思議な世界で衝撃を受けながらも、自分の活動もある意味(変な意味じゃないよ)後押しされて気持になった。
元々このギャラリーとの出会いは大和さんという展示を企画している方を通じてだった。
しかし、こんなに熱いストーリーが展開されるとは夢にも思っていなかった。
もう世界どこに行っても打てないパチンコをこの展示ではトライできる!この台には何の電気もモーターも無く、重力とバネと知恵で自動化されている!
これは壁置きのタイプである海外のマシーン。杉山さんがこのような台が出て来る歴史を18th centuryから語って頂きました。。。偶然にも今日はパチンコ博物館の方がいらっしゃったので、凄いトークが熱かった気がする。。。。
彼が世界中から失われた台を探し明後日発見した歴史の断片から推測する事によって、今までパチンコの起源だと思われている物が実はちがうのでは?という事がどんどん分かって来た。しかし、今のメディアの中に出ている情報がそれとは異なるストーリーになっていて、本当の真実を追求してかれは多大な時間を予算を注ぎ込んで来た。元々版画家である彼がここまで没頭して追求しているパチンコの歴史には自分もどのような魅力を感じているのが興味をもってしまった。。。
まったくギャンブルに興味の無い自分だが、機械の作りや芸術的な・歴史的なartifactとして物を見ると非常に興味が湧く。音楽であっても、本でも詩でも、その時のその時代の「記録」として発信されているものは生きる。それはパチンコ台も同じだね。
この展示には更に歴史的に凄いものだけではなく、、、版画家が作成した昔の特許をモデルに自作で作ったもっとも古いパチンコ台のレプリカ!!
ありえない。。。
凄すぎる。。。。これを見て俺は感動した。
ここまで自分を注ぎ込んで追求する人って本当にスゲー。
まぁ、彼の話や本を読まずには全然面白さがギャンブルの台から先に進まないかもしれないが。
パチンコの歴史を少し聴くだけでもその背景にある日本の鉄鋼技術や戦争の歴史等色々なイベントに触れる事になる。
また凄い大きな産業のわりには背景にあった今までのストーリーには世の中は無関心みたいだった。
自分は凄い興味があったのは杉山さんが指摘していた、間違った情報の元で歴史を認識しているのが問題だと。
昔の自分の中学校の時の歴史の先生の言葉を思いだしたよ。真実というのは絶対な物ではなくて、相対的じゃないか?とね。
それはでも相対的に人によってまた感じ方が違うという二重の意味もあるけど。
その関係で歴史の勉強をする時に、我々は今記録されている歴史の証拠に基づいてあくまでも推測しか出来ていないという事を認識する事によって本当の意味で歴史や真実という形のない物にちかづけるんじゃないかとね。それが意味が有るかとどうかは別かも知れないけど。
それで、証拠の一つが視点の一つかは捉え方次第だけど、人々が産み出す/具現化する思いがある。
俺はアーティストとして音楽をはじめとする作品がベースになっている。
自分の経験した事や価値観や思い等も全部何かの形で人の記憶やCDや本でも何でもいいけど残す事によって人に新しい視点を与えられたらなと思っている。
杉山さんの展示を通じて自分が感じれた全く別な世界でも同じように人々の思いが色々交差していって文化を作って行くのが感じられて、ビジネスやエンターティンメント業界の変化等も触れられた。
人類は破滅に向っているとか、人類は歴史を繰り返すとか色々あると思うけど、技術の進歩のわりには人間の行動や価値観は大きく進化していないのかも知れない。自分たちが与えられている今の器を使いこなせていないだけかも知れない心の事や脳の事も色々研究は進んでいるが分かっている事も非常に限られているからね。
自分が前にリズムの聞き方や体の特性について少しブログで書いた覚えがあるけど、、、あれ、、、あれってmixiだったけな。。。まぁいいや、
運動に違い動物的な本能(潜在意識的な)と客観視できる冷静さがそなわって演奏する時が凄いからだと心がつながっている感じがするんだよね。
多分色々なステージや極限状態で能力を発揮する人達は全員そうだと思うけど、きっと脳のパワーを発揮出来ているんだろうと思う。。。。
なんかずいぶんパチンコの話からそれてはしまったが、人の展示の影響で色々モチベーションがあがって皆ともそこから何を連想して考えたか共有したかった!
全然自分には関係ないと思っていたギャンブルの世界にも熱い人を通じて面白い部分が共感できて、世界がまた広がったな
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