Oct 5, 2008

改造。。。

またまた、久しぶりの投稿になる。
まてもマニアックな感じの投稿をなるべくシンプルに書いてみようという無謀な試みをしている。

最近、Lo-Fi で前にゲスト出
演してくれた"8"と良く話しをしていて彼は積極的に自分のバンドのサポートをテクニカルアドバイザーとして、後一ミュージシャンとしてアドバイスをくれている。最近は一緒に食事に行っ
た時にギターパーツの話題で凄い盛り上がって
、つい先日改造用のパーツを自分も影響されて購入
した。

どういうパーツを購入する事になったかというと、ギターのジャックの部分とボリュームの調整する「ポット」という音量調整用のつまみだ。

なんで買ったの?というのは少し
でも良い音質にして皆聞
く人達にサウンドを届けたいからね! いつも俺のサウンドにはギターは入っているし(そうじゃないユニットも組んでいるが、基本 Lo-Fi ではあんまりそういう曲は出てこないと思う) その音が最高の物じゃないと自分が納得いかないし、そんな作品を皆に届けるわけにはいかない。今の経済状況でできる限界まで最高の素材と機材を使って、最高のエクスピリエンスを作り上げるのが俺の仕事だからね!

結構色々パーツ買っている人は自分で搭載する人が多いと思うけど、結構ハンダが必要になると人に頼んでいる場合が多いかな。自分の周りではせめてそういう状況だったりする。
今回は色々な経緯があって久しぶりに自分で直接やってみようと思った
昔楽器屋で働いていた時からは相当腕は落ちている角度で、今回は挑戦してみた。

左側の画像に写っているのがギ
ターのポット交換とジャック交換用に玄を外し
た状態にしたギターだ。














右に写っているのが「ポット」これのコネクター部分にピ
ックアップ(ギターの音を出す磁石タイプの音を拾う装
置)からのケーブルをいくつか繋げる。

色々人からアドバイスももらったけど、裏の部分がつ
るつるだからハンダをするのが非常に難しいみたいだ。

たくさんハンダを使うの
も音の劣化に繋がるから慎重に
やらないと駄目そうだ。

今回交換するのは HUMAN GEAR の CRYOGENIC 処理されているポット。-150°あたりで鉄の加工をしているので金属内の粒子(正し
い日本語か解らんが、molecules)がもっと鉄加工後に強い構成に並びやすいから音や電気の電動が高まったり、耐久性が高まったりもする。
まぁ、俺は専門家じゃないけど、音の信号の伝達に貢献すると理解していれば十分かな。

音に関して言えば必ずしもただ単にもっともっと伝われば言い訳ではなく、どのバランスで信号が届くか?それを再生する機会の設定は?部屋の形は?とか無数の要素が最終的にお客様の耳に届く音を形成する。この一個のパーツを購
入して何か世界が解るような結果がでる訳ではないが、積み重ねで良いものが産まれる「流れ」ができると思う。

特にボリュームポットは自分の演奏中にしょっちゅう触る部分で、小さい音の変化を加えたり、演奏している部分に合わせ調整をする事が多い。歌いながら、弾いていて、更にボリューム調整をつまみでするのは結構大変だったりする。。。

ギターのボリュームというのは他の機材とのからみもあって、音色を返る効果もある。音を下げるためには音を「止めている」訳だ
から、その分高音が失われたり、音が「枯れたり」もする。これが必ずしも悪い事ではなく、カッコイイ音になるから自分はしょっちゅうボリュームをしぼって演奏している。ライブ中に見ていると次回のライブでは気づくかもね!

次に紹介するパーツは右のジャック。これはギターからの出力をするケーブルを接続する部品。今回のパーツは「ミリタリースペック」で作られていて、用は耐久性と完成度が高い部品になっている。ジャックはギターを演奏する度に2回ぐらいは平均的に抜き差しをする部品だから消耗される部品にもなる。後は音のギターから出る最後の出口だから車のマフラーを
改造して排気系を向上して車の出力を高めると同じ様に、ギターの出力も出口を大きくする事によって得られる。ただ、音の場合は出力が上がったり、発信する音の周波数が増えたり、色々と言葉では上手く俺には説明できない変化がある。ここで変化というのはそれがいつも良いわけじゃないからね。どんな音を作りたいかで、必要なパーツは変わると思うし。





これはギターを明田状態で、裏返しになっているピックガードの写真。ケーブルがグチャっとなっている部分をハンダで取り外ししてから、最初に紹介したポットとジャックを新たにハンダし直して行くのだ。
















自分が使ったハンダはビンテージ楽器で良く利用されている銀の入っているタイプのハンダでKESTERというブランドの物だ。小さいパーツをハンダする時の為に凄い細いハンダになっているのが嬉しい。
結構使いやすかった!
チューブも細くて持ちやすいし、なんの問題もなかった。最後は音もハッキリしていたから、少し慣らしをしてからの音が楽しみだ。 





結局全部音のテストしたり作業を終わらせるのに俺が遅いから2時間ぐらい掛かった!いやー久しぶりだったから、初歩的な所でミスしたり、猫に乱入されて俺が猫の代わりに火傷したり。。。アクションスリラー的なパーツ交換だった。

最後は掃除が一番大変だった気がする。。。。汗


なんだか弾くのを試しながらやっていたらピックまでも散らばってしまった。音の感触を色々なピックを使って確認していたら散乱してしまった。



今度 Lo-Fi ライブで白いストラトの音を聞くチャンスがあったら音をチェックしてみて!改造されているサウンドなので。。。気づかないと思うが、気持ちよく聞こえるはず。

きっとそのハズだ!!!絶対!!!!
う〜ん、自己満足で終わらないように肝心な作曲をせねば。。。また今度ソングライティングの話でもアップします。