映画のテーマとしては東京の社会を取り上げている。
今回はLo-Fiとしてバンド楽曲提供と、自分個人のサウンドデザイナーとしてオープニングの曲も提供している。
自分の音を作るアイデンティティーとしてはSound Designerとバンドのコンポーザとしては全然スタンスが違う
のかもしれない。
自分がバンドで楽曲を作る時にはQuengoやYoshi等と一緒に作りたい世界をディスカッションしながら、
一体なにが俺たちの伝えたいメッセージなのかを考えながら進めている。
でも、自分のサウンドデザイナーとしてはアプローチは全然違うのかもしれない。
まず、主体は自分達ではなく、サウンド提供をしている作品や目標がメインになるのだ。
宣伝やウェブのが主にいままで手掛けて来たSound Designだが、
映画は初めて。
映画が一番自分がやりがいを感じるのかもしれないと少し思った。。。
バンドのサウンドとは違って、映像と本当に融合しないと意味が無いというのもあって
凄く音のタイミングや映像の色と音の表現のバランスを考えてしまう。
Lo-Fiで次のステップはもっと他のメディアとリンクできるバンドの楽曲アレンジ力や
他のメディア(映像、ダンス)とコラボをもっと積極的にアプローチしようと思う。
文化的にも同じ現象がどこでも確認できるが、世界がぶつかる境、違いが衝突する瞬間
というのが想像の瞬間だと思う。