Jul 4, 2008

生演奏

今さら名前演奏が凄いという話をしたって、「だね」って感じだな。

でも、すげーんだよ。あまり多くの人は気づいていないかもしれないけど、今世の中に流れている音のほとんどが人間が演奏していない、極端に言うと機械が再生している音なんだよね。

これが別に悪い別けでもなんでもなく(むしろ上記のリンクの音楽はかっこいいと思う。「すげー」部類に入る系だよね。)人間の意思をパソコン等が受け継いで、人では実現できない事を人間の延長として実施してくれる。

俺がくっつけたサンプルなんて、windowsの音と多分少しそれをサンプルしていじくった音をメインに使っているので、HIP-HOP的な楽しみ方もあるよね。サンプルネタを知っている方が楽しい!ってもんだよね。

経験があるかもしれないけど、パロディー映画をみても何がパロディーの元になっているか全然知らないと別に面白くない場合もあるよね。
相変わらず俺のブログはライブのMCの用に話はそれまくるが、このトリップを楽しんでくれ。

俺の知っている限りの初期のパロディー:

元になった"サンプル ネタ"一部:

元ネタを知っていれば知っている程面白いもんだね。でも、例外ももちろんある。俺が出した例は実は例外かもしれん。これはパロディーと良いながら、元の映画なんて関係ないぐらい独立している面も多い。
非常に面白いのとしつこく・つまらない、のキワドい線の映画だね。

もっと現代の人達が分かりそうなの言うなら:
HOTSHOTS  vs.     TOP GUN 

ん、まぁ、いいや 映画の話は。

とにかくサンプルネタは意外性があると面白くて、打ち込みでも Windows音、見たいな全然魅力的ではないサウンド(傷付く方がいらっしゃったら申し訳ございません)を面白くしたのはクールだ。

生演奏に戻るが、何が凄いかというと  不完全さ!
自分が思うには人間の良さは不完全さにある。それがどんな物なのかというとまた話が長くなるから割愛しますが、人間は中途半端(良い言い方だと過渡期)だからワンダーフル。

まぁ、機械もどんな物も不完全で過渡期ではあるが、俺が表したい意味としては、不完全は複雑であるという意味だ。

音を鳴らす、歌う、弾く瞬間人間の筋肉の状態や脳に行き渡っている酸素のバランスやあらゆる要素がタイムや音の大きさを影響する。(音の大きさはミュージシャンや音楽をプログラムする人達はヴェロシティー VELOCITYという。。。参考に)
それが生演奏だよある意味ランダムに発生し、人間の状態や特性によってタイムを散布図とかにするとその日との傾向や性格とかが見えるかもしれない。音の鳴り方や作り方にもその特性がでるし、生演奏だとその場の情報も聞こえるようになると直接伝わってくる。

人間は他の動物と変わりなく結構色々な情報を認知しているにも関わらず表の意識では気づかないデータが多いんだけど、実は何となくの雰囲気でこの情報も聞こえている。

それが、「説明できないけど凄い」という評価なのかもしれない。細かく研究して追求すれば、きっと何が凄いのか分析できるが、面倒だから「すげーんだよ」って表現になっちまう。

で、生演奏はすげー。
人が好きだからね、直接それがその場で感じられる。

作り物にももちろんその創造者の意思が込められている象徴でもあるから、それはそれで素敵だけど。。。
直接 対面する嬉しさは超えられないよね。

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